Jill's Project ライヴ

今日はJill's Projectのワンマンライヴを観に、目黒のライブステーションへ。今回のライヴは写真撮影OKだったので何枚か撮ってみました。といっても、目の前では凄まじい演奏が披露されていてずーっと聴き惚れていたので、そんなに撮影できなかったんだけど。早めに着いてホールがガラガラだったので、前から2列目のど真ん中というオイシイ場所でジックリ堪能してきました。
Jill's Projectというのは、元TERRA ROSAのキーボーディスト岡垣さんによるソロ・プロジェクトのこと。参加メンバーが豪華で、元WOLFのベーシストに元HURRY SCUARYのドラマー、元SNIPERのギタリストなど、ジャパメタを知ってる人には涙モノの協力な布陣でございます。アルバムを1枚リリースしているけど、スケールの大きい正統派へヴィメタルというか、いわゆる様式美サウンドってヤツですな。以前にも紹介したけど、Falcomの「イースⅥ」と「フェルガナの誓い」のアレンジCDにも曲を提供しています。それらの曲をしっかりと頭に叩き込んでからライヴに望みました。
開始前のイントロで、フェルガナの誓いのスーパーアレンジバージョンから「灼熱の死闘」が流れる。この時点で興奮しているのはオレだけで、周りは無反応だったような・・・。会場にいた人はゲームミュージックのアルバムまではチェックしてないのかなぁ？それから暗転して、アルバム1曲目の「REACH OUT FOR SOMETHING」からライブがスタートしました。
ちなみに開始時のメンバーは以下のとおり。

• Key：岡垣 "Jill" 正志
• B：関 "ANI-Katsu" 勝美
• G：日下部 "Burny" 正則
• Ds：出原 卓
• Vo：祇上 養一

途中でギターが井之上 剛さんに入れ替わったりもしたけど、メインは5人編成での演奏でした。個人的に楽しみだったのが、ギターのBurny。この人はJ.D.K.BANDのギタリストでもあったので、今回ナマで観れたのでメチャ嬉しかったなぁ。イースⅡのプロモ・クリップでの映像や柴田直人プロジェクトで聴かせてくれたように、昔のハードロック・テイストを感じる魂のこもったアツいプレイを披露してくれました。
オレはファルコムのゲームミュージックファンでもあるので、今回のライヴでイースの曲が3曲も披露されたのが感激でしたねー。まずはイントロでも流れたインストの「灼熱の死闘」。この曲だけもう一人のギタリストが登場して、2人の掛け合いによる白熱したソロバトルが楽しめました。続いてイースⅥよりボスバトルの「MIGHTY OBSTACLE」。たぶん今回のライヴで一番アップテンポで激しいノリだったと思います。つーか、よくこの曲に英語の歌詞をのせて一曲に仕上げたなぁと、デキのよさに感心するアレンジだね。メンバーも気に入っているようで、ライヴで毎回演ってくれるとボーカルの人が言っていたのが何故か嬉しかった。
ラストから2曲目として、同じくイースⅥより「RELEASE OF THE FAR WEST OCEAN」が。上2曲のギターは井之上さんだけど、この曲のギターはBurnyです。オレの高校時代からの夢で、「J.D.K.BANDのライヴを生で観たい！」ってのがあったんだけど、まぁある意味ファルコムのサウンドをメタルアレンジで聴けたってコトで、10年越しの夢が叶ったような気がして一人感激しまくっていました。って、チト大げさな言い方だけどね。
アンコールでは、多彩なゲストによる洋楽のカバーなどが演奏されました。Gに足立"YOU"祐二さん（元DEAD END）、Voに西川シゲルさん（元PRESENCE）、Bに甲斐貴之さん（EARTHSHAKER）、Drに梅澤康博さん（元REACTION）と、こちらも豪華メンバーによる楽しいセッションでした。演奏された曲はほとんど知りませんでしたが・・・。どうもパープルの曲だったらしいけど、やっぱロックの基本として知っていないとダメですかね？
そんなカンジで、丸3時間に及ぶ長くも楽しいライヴでした。そうそう、初めてライヴでドラムスティックをゲットしましたよ。スティックの上半分がボロボロに剥がれていて、今回のライヴの凄まじさを物語っているようです。次回のライヴも決定していて、12月の横浜ということで先のタノシミが増えましたな。ライヴ終了後、フェルガナのアレンジCDから「予感 -I suddenly recall-」がホールに流れたのが密かに嬉しかった。
しっかし、久々の長文で疲れた。（ｗ