Tightrope Dancer

えすらばの日記コンテンツ

怒涛の旭川出張

s-raba2005-12-01

この日、オレは普通に出勤しました。今日もマターリ平穏に過ごす予定だったんだけど、朝からプロジェクトのお偉いさん方が打ち合わせしていて、なんとなーくピリピリした雰囲気が。我々が開発した装置が北海道の旭川でトラブってるみたいで、それについての対応を協議しているみたいだ。
「ふーん、大変だねぇ」って思いつつ、特に気にせず通常業務に励んでいたら、昼前になって上司から肩を叩かれる。「Sラバくーん、旭川、行ってみたくない?」(ちなみにウチのマネージャーはオレのことをマジでSラバ君って呼ぶんです)
「ちょwww、オレ明日GAMMA RAYのライヴ行くから無理っすよ。明日は休暇って前から言ってるじゃないスかー」って必死に抵抗したんだけど、ダメでした。どうしても調査要員として開発から一人出さないといけない状態らしく、他の人は午後から通院だったり他の優先作業があるとかで、オレしか行ける人間がいなかったらしい。まぁ現地で作業するってのはキライではないけど(むしろ好き)、よりによってライヴの前日とは・・・。せっかくチケットも買って楽しみにしていたのに、ヘタすると週末も北海道に缶詰かも?って思うと悲しくなってきた。
そんなワケで、一人寂しく夕方の飛行機で北海道に向かうことに。いったん帰宅して、スーツに着替えたりお泊りセットを準備したり防寒具を仕込んだりしました。解析用の測定器やらノートPCやらで、荷物が重くて大変ですわ。オレが北海道に向かっている間に、職場では解析のための手順書を作成しているようで、思ったよりも本格的な作業になりそう。この時点では現地で何をすべきか分かってなくて、かなり不安でしたね。「とりあえず行ってこいやー」ってカンジだったし。毎回こうなんだよなぁ。。。
そんなこんなで、夜6時過ぎに旭川空港に到着。んー、思ったよりは寒くないかな。バスの本数が無いのでタクシーで駅まで向かう。その間に携帯でホテルを探して予約しておいた。チェックインした後、現地の工事業者にホテルまで迎えに来てもらって、一緒に局舎へ入る。
結局、朝4時過ぎまでの作業となりました。開発や他部門との電話会議状態で、ずーっと携帯を耳に当てながらの作業だったので、とにかく首がイテェですよ。こちら側としては、手順書に従ってデータをキャプチャーしたり、向こうの指示でケーブルを繋ぎ換えたりといった作業でした。後は収集したデータを送って解析してもらうってコトで、その日は終了となりました。
いちおう翌日も入局するかもしれないので、昼過ぎまで旭川に待機していて欲しいとのこと。どうしてもGAMMA RAYのライヴを諦めきれなかったオレは、上司には帰らせてくれーと必死でダダをこねてみたりした。その甲斐あってか、まぁ必要そうなデータは収集できたっぽいから帰ってきてもイイよ、ってことになってラッキーだったね。なんとか渋谷でのライヴに間に合う時間帯の飛行機を確保しました。実はこの日、大雪のため飛行場の除雪作業が必要とのことで、フライトが30分遅れて内心はヒヤヒヤしてましたが。
そんなカンジで、あわただしい出張となりましたね。こういう現場での作業ってホントは喜んでするんだけど、今回はタイミングが悪かったなぁ。まぁ結果的にはライヴに行くことができたので、それで良しとしよう。