HYPER GAME MUSIC EVENT 2007
日本最大級のゲームミュージックイベント「EXTRA」に行ってきました! 5年くらい前に「LEGEND」というゲームミュージック系オンリーのクラブイベントがあったから、この手の大きなイベントは久しぶりって気がする。開場の13時ちょい前に着いて、開演が14時で終演が20時という長時間にわたるイベント。合間に休憩があったとはいえ、7時間ちかく立ちっぱなしだったのでヒザがパンパンですよ。
場所は新木場のSTUDIO COASTで、かなり会場は広め。それでもビッシリ人が入っていましたが。ライブステージとDJブースがあって、交互に行わるから機材セッティングの待ち時間もなくノンストップで進みました。ステージ両脇には大画面のスクリーンがあったので、後ろ側に陣取っていたけど出演者がよく観れました。
以下、タイムテーブル順に簡単な感想を書いてみる。
momo-i(桃井はるこ) / LIVE STAGE
ファミコンの格好をしたモモーイがピコピコサウンドに合わせて歌っていました。「すすめボコスカ」では作曲者も登場してたよ。
山岡晃×日比野則彦 with 小柳ゆき / LIVE STAGE
『サイレントヒル』や『メタルギア』などがジャズ・アレンジされていて、渋い大人のサウンドを満喫できました。ゲストの歌唱力はサスガの一言。こういう有名な人が歌っても、それがゲームで使われれば「ゲームミュージック」ってジャンルになるんだよなーと、聴いてて何となくそう思ってた。
BETTA FLASH / DJ STAGE
元ZUNTATAのTAMAYOさんのユニット。前半は『エグゼドエグゼス』,『ソンソン』,『大魔界村』などカプコン系、後半は『レイフォース』や『レイクライシス』などタイトー系の曲。
SEGA sound team H. / LIVE STAGE
個人的に楽しみにしていた出演者その1。一番ビックリしたのが、R三郎丸こと光吉猛修さんがキーボードではなくベーシストになっていたこと。セガの往年の名曲中心のライブで、最後に『デイトナUSA』が聴けたのは嬉しかったなぁ。
田中宏和 / DJ STAGE
初期ファミコン時代から曲を作っていた人が登場。『バルーンファイト』,『メトロイド』,『レッキングクルー』,『ドクターマリオ』など。
松前公高 / LIVE STAGE
まだ未発売のゲーム音楽をDJスタイルっぽく単独で演奏。チト長くて間延びした印象が。
古川もとあき with VOYAGER / LIVE STAGE
個人的に楽しみにしていた出演者その2。ちょっと老けた気もするけど、ニコニコしながらギターを弾くスタイルは変わってなかった。コナミ時代の曲だと『ポリスノーツ』くらいで、今やってるバンドや矩形波倶楽部オリジナル曲が中心のライブ。さわやかなフュージョン・サウンドが心地よい。
大久保博(NBGI) / DJ STAGE
『リッジレイサーズ』中心だったのかな? 『レイヴレイサー』のサントラは持ってるけど、ほとんど知らない曲でした。
伊藤賢治 / LIVE STAGE
『カルドセプトサーガ』や『聖剣伝説シリーズ』から。原曲は知らなかったけど、民族音楽というかカントリー風のアレンジでバッチリ楽しめました。
崎元仁×並木学×岩田匡治×金田充弘 / DJ STAGE
弾幕系シューティングを多く手がけるベイシスケイプ所属の方々。スミマセンほとんど知らない曲でした。
古代祐三 with Flair / LIVE STAGE
『世界樹の迷宮』のピアノ独奏と『ナム×カプ』の主題歌。その間に、急遽演奏することが決まったという「FEENA(イース)」と「オープニング(ソーサリアン)」の2曲を古代氏本人によるピアノで聴けたのは感慨深いぜ。
細江慎治 / DJ STAGE
個人的に楽しみにしていた出演者その3。『ドラゴンバスター』,『ドルアーガの塔』,『源平討魔伝』,『ゼビウス』,『ワンダーモモ』など、ナムコのオールド曲メドレーで全部知ってる曲だったので終始縦ノリで楽しんでました。その中でも『ドラゴンスピリット』だけはロングバージョンで、「エンディング」の曲が流れた瞬間にマジ泣きそうになった。俺涙目www
THE BLACK MAGES / LIVE STAGE
個人的に楽しみにしていた出演者その4にして、真打登場!ってカンジ。ファイナルファンタジーの作曲者・植松伸夫バンドで、バリバリのハードロックということで非常にオレ好みのアレンジでした。みんな大好きな「ビックブリッヂの死闘」でイベントは終了。いまは3rdアルバムのレコーディングに向けて準備してるって言ってたし、単独ライブがあれば行ってみたい。