Tightrope Dancer

えすらばの日記コンテンツ

25th Anniversary Tour@川崎

7月24日(土) クラブチッタ川崎
ANTHEM 25th Anniversary Tour

ANTHEMのデビュー25周年、究極の全国ツアーもついに聖地・川崎でファイナルとなりました。この日のクラブチッタには、開場前から人だかりが凄かった。ここ数年のライブで一番の集客だったと思われ。それだけみんな期待してたんだろうなぁと、俺もヒートアップしていくのでした。仙台ではベース側(といっても会場が狭いので変わんないかも)、福岡ではギター側だったので、今回はステージ中央の前方でライブを堪能。三部構成の3時間半ものライブ、完全燃焼した夜でした。

第一部
現ANTHEM (Vo.英三 G.清水 B.柴田 Dr.本間)
 01. GRIEVE OF HEART
 02. THE VOICES
 03. OVERLOAD
 04. ETERNAL WARRIOR
 05. SOUL CRY
 06. OMEGA MAN
 07. ROAD TO NOWHERE
 08. IMMORTAL BIND
第二部
ANTHEM'85 (Vo.英三 G.ヒロヤ B.柴田 Dr.MAD大内)
 09. STEELER
 10. LAY DOWN
 11. NIGHT AFTER NIGHT
ANTHEM'88 (Vo.森川 G.ヒロヤ B.柴田 Dr.MAD大内)
 12. SHOUT IT OUT
 13. FINAL RISK
 14. TEARS FOR THE LOVERS
ANTHEM'92 (Vo.森川 G.清水 B.柴田 Dr.MAD大内)
 15. RENEGADE
 16. CRY IN THE NIGHT
 17. VENOM STRIKE
第三部
 〜英三&MAD司会によるトークコーナー〜
 18. BLACK EMPIRE (Vo.英三&森川 G.清水 B.柴田 Dr.本間)
 19. HEAT OF THE NIGHT (Vo.英三&森川 G.清水 B.柴田 Dr.本間)
 20. HUNTING TIME (Vo.英三&森川 G.清水&ヒロヤ B.柴田 Dr.本間)
 21. RUNNING BLOOD (Vo.英三&森川&本間 G.清水&ヒロヤ B.柴田 Dr.MAD大内)
アンコール1
 22. AWAKE (Vo.英三 G.清水 B.柴田 Dr.本間)
 23. BOUND TO BREAK (Vo.英三 G.清水 B.柴田 Dr.本間)
 24. ONSLAUGHT (Vo.英三&森川 G.清水&ヒロヤ B.柴田 Dr.本間&MAD大内)
アンコール2
 25. WILD ANTHEM (Vo.英三&森川&トニー前田 G.清水&ヒロヤ B.柴田 Dr.本間&MAD大内)

セットリストは上記のとおり。構成は仙台や福岡とほぼ同じだね。第一部は現行アンセムによる再結成後のアルバム。他の会場では7曲だったけど、川崎だけ追加でインスト曲の(06)が演奏されました。あと(07)が本ツアー初披露か。何回かライブに参戦してると次の曲が分かっちゃって面白みが無いんだけど、こうして少しでもセットリストを弄ってくれると嬉しいね。特に(07)は俺の大好物なので全力で歓喜しながら盛り上がってました。

第二部は歴代メンバーによる解散までのアルバムを順に紐解くというコンセプト。なかでもANTHEM'85と'88は各地によってセットリストが異なるようで、川崎では何を演るのか楽しみにしてました。まぁ結果としては仙台とほぼ同じだったけど、みんな大好きな(11)を会場全体で歌えたのが感動。個人的には名古屋で演ったという「SHOW MUST GO ON」も聴きたかったなぁ。ちなみに二部ではドラムセットの入れ替えがありました。あと、福岡で演奏された「NIGHT STALKER」と「BOTTLE BOTTOM」の2曲、こんなレア曲を当時のANTHEM'88のメンバーで聴けたというのは幸せに思うべきだろうな。やっぱり福岡まで遠征してホント良かった!と今では思います。

第三部はトークセッションから。ツアー初日の仙台はわりとグダグダな感じだったけど、「アンセムで一番印象に残ってることは?」という分かりやすいお題でテンポよく進む。そしてツインボーカルによる(18)と(19)は、森川からのリクエストだそうだ。現アンセムの最新アルバムの曲を英三と森川で歌うシーンを見て感激しない人はいないよね。そしてもう一人ギターを呼び込んでの超大曲(20)ですよ。仙台では「GYPSY WAYS」、福岡では「SHADOW WALK」、そして川崎では「HUNTING TIME」と、森川時代の代表曲をツインボーカルツインギターで聴けたのは嬉しい。三部のシメである(21)、そしてアンコールの(22),(23)と続く。

そしてアンセムのライブはここからが凄い。第三部で再び本間さんのドラムセットに入れ替わったけど、ドラムがもう一台登場してのツインドラム編成に。ドラムセット×2台にツインボーカルツインギターの(24)は迫力満点でした。ドラムが2台で音圧は凄かったけど音はピッタリ合ってたな。最後の(25)では、デビュー直前まで在籍していた初代ボーカルのトニー前田が登場して、ツインドラムにツインギター、トリプルボーカルと興奮度マックスで凄まじかった。

ということで、もう最高すぎるライブでした。メンバーみんなホント絶好調。アンセム20thツアーの時よりも、ライブの構成や演奏パフォーマンス等、全てが上回っていたと思います。過去のメンバーがちょろっと出てきて昔を懐かしむようなライブではなく、全員ガチで緊張感のある刺激的なバンドの音を聴かせてくれました。最後のアンコール前に柴田さんが出てきて、ひたすら感謝の言葉を口にしてたのが印象深い。